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花粉症

花粉症

01花粉症(季節性アレルギー性鼻炎)とは

花粉症とはスギ、ヒノキなどの花粉に対し、身体の免疫が過剰に反応することでくしゃみや鼻水などのアレルギー症状を起こす病気です。特にスギ花粉症は患者さんが多く、子供から大人まで非常に多くの方が罹患する国民病です。

02主な症状

花粉症の症状はくしゃみ、鼻水、目のかゆみなどが一般的です。

  • くしゃみ
  • 鼻水
  • 鼻づまり
  • 目のかゆみ、充血
  • 喉のかゆみ
  • 熱っぽさ

などの症状が1月中旬~5月頃までによく出る場合、花粉症である可能性が高いです。

03原因と治療法

花粉症は植物の花粉がアレルギーの原因物質となって発症するアレルギー性鼻炎です。一般的にスギ(2~4月)、ヒノキ(3~5月)の他にもイネ科の植物による秋花粉にも注意が必要です。

花粉症の治療には投薬でくしゃみ、鼻水などの症状を抑えるものや、身体の免疫力を高める舌下免疫療法などがあります。当院では次のような治療を行っています。

初期療法

花粉シーズンを迎える前から抗アレルギー薬を服薬することで、花粉症の症状を抑える(軽くする)ための治療です。当院では1月中旬~2月上旬頃までに来院いただき、抗アレルギー剤を処方します。

舌下免疫療法

問診とアレルギー検査を実施し、スギアレルギーを持っていることが確認できた場合、舌下免疫療法を受けることが出来ます。くしゃみ、鼻水などの花粉症の症状軽減を目的とした治療ではなく、根本的に花粉症症状を無くすことを目指し、アレルギーに反応しない身体づくりをするための治療です。

※舌下免疫療法は花粉症のシーズン中に治療を開始することが出来ません。
当院での治療開始可能期間は6月~11月末の間です。

当院のアレルギー検査のページはこちらです
当院の舌下免疫療法のページはこちらです

手術療法

当医院では花粉症の治療に外来で行える「鼻の粘膜へのレーザー手術」を行っております。レーザー療法ではCO2レーザーを鼻の粘膜に照射し粘膜の表面を変性させます。これによりアレルゲンが粘膜に付着しても、くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどのアレルギー症状が起こりにくくなります。
浸潤による麻酔(麻酔薬を染み込ませたガーゼを鼻に入れ、15分程待ちます。)を行いますので、治療による痛みはほとんどありません。有効率は80%で約1年間持続します。

特に今後受験を予定されているお子様にはおすすめです。花粉症のレーザー療法は医療保険適応ですので「子ども医療費助成制度」も利用できます。

※堺市の子ども医療費助成制度についてはこちら
※レーザー療法は花粉症のシーズン中に治療を開始することが出来ません。
当院での治療開始可能期間は12月~2月中旬の間(花粉の飛散時期により前後)です。