主な症状
一言で声が枯れると言っても様々な症状があります。 声は出るけれどもかすれる、がらがらした声になる、いつもとは違う声が出る。 声そのものが出せない、ほとんど音にならないなど。 また、声の異常と共に喉の痛みや違和感を伴うこともあります。
原因と治療
声がれの原因は、 声の出し過ぎ 声を司る声帯の異常 何らかの感染による炎症などが原因となります。 老化に伴う声帯の委縮 カラオケや、スポーツ観戦などで声を出し過ぎたことによる一時的な声がれは、できるだけ声を出さないようにし、マスクをつけるなどして喉を潤わせることで自然と回復します。 一方、老化に伴う声帯の委縮の場合は声帯内筋を鍛えるためにも声を出すことで状態が良くなる方もいらっしゃいます。 声帯に炎症がある場合はステロイドの吸入を行って炎症を抑える治療をする場合もあります。 1週間以上声が枯れるようであれば、声帯ポリープや、声帯結節、ポリープ様声帯など声帯の疾患や、喉頭がんなどが原因となっている恐れがありますのでその場合は、早期に耳鼻咽喉科を受診しましょう。